みなさんはダイエットをしていて、「ジムに行っても結果が出ない」と思ったことはありますか?
そんなあなたは適切なプログラムを設計し、モチベーションを上げるだけではなく、だらけることなく一緒にダイエットを進めるためにパーソナルトレーナーを見つける必要があるかもしれません。
さて、いざ見つけようとトレーナーを決めるときに第一印象によって左右されすぎていませんか?単にめちゃめちゃマッチョというだけでトレーナーを選んでしまっていないですか?
そんな時、最適なパーソナルトレーナーを合理的に見つける方法があります。
トレーナーを探している人の多くは、ボディメイクプログラムに何を求めているのか漠然としたアイデアしかなく、トレーナーに任せっきりになります。
そうなってしまう、トレーナーはあなたにあまり馴染まない方法で目標に導こうとしてしまうはずです。(例えばハードなトレーニングで根性論のトレーナーなど)
そしてこうしたトレーナーとは長く続きません。
良いパーソナルトレーナーを見つけることは良いジムを見つけることに似ています。どちらもある程度の調査と決断が必要になります。
でもご安心ください。この記事ではその方法を全て教えます。
1.パーソナルトレーナーに何を期待するか決めよう
2.男性トレーナーか女性トレーナーか?
3.パーソナルトレーナーを探す方法
4.個人契約時に注意すること
5.トレーナーは自転車の補助輪
1.パーソナルトレーナーに何を期待するか決めよう
まず、パーソナルトレーナーを選ぶ時に犯してしまう最大のミスは「パーソナルトレーニングで何を達成したいのかを明確にしないこと」、「何をトレーナーに期待するのかよくわからないという漠然とした状態で検索すること」です。そのためあらかじめ自分の目標を決めておく必要があります。
パーソナルトレーナーに「私は何をする必要がありますか?」と聞いて答えが返ってくると期待してはいけません。
自分が本当にやりたいことを理解し、トレーナーに良いことと悪いこと、やるべきこととやるべきでないことの指導を助けてもらうことがパーソナルトレーニングです。
セッションではトレーナーに質問をたくさんすることが重要です。トレーナーが持っている哲学や過去にあなたのような悩みを持つクライアントを成功に導いてきたかどうかを尋ねましょう。
また、パーソナルトレーナーがカウンセリングもせずに出会ってすぐにプログラムをお勧めしてくる場合は少し踏みとどまって考えましょう。あなたをただの金づるとしか思っていない可能性があります。
なぜならカウンセリングから始めることが何も重要であることをトレーナーは知っているはずだからです。
トレーナーがあなたの目標を真剣に分析して、身体組成から身体を調べる必要もあることを理解しているかを実際の体験で確認してください。
2.男性トレーナーか女性トレーナーか?
一部の男性はパーソナルトレーナーが女性でも満足できるトレーニングができるのかという疑問を持っています。
そして男性のクライアントが男性トレーナーを指定します。男性トレーナーが男性にマッチングしやすいのは心理的な理由があるのです。
その一つとして男性が挑戦的な傾向にあることに理由があります。
加えて、男性はパーソナルトレーニングのような運動への助けを必要と感じていないことが主にあります。つまりもっと革新的なトレーニングにしか目がいかないのです。
他にもある男性はパーソナルトレーニングによって集中できるというメリットを感じる場合や、またある男性は女性パーソナルトレーナーを雇うと妻に怒られるなどという人もいます。(笑)
しかしほとんどの場合はパーソナルトレーナーの性別はパーソナルトレーナーを見つける際に重要ではありません。性別で最初から可能性を無くすというのはあまりにもったいない決断です。
さらに男性の健康上の問題あった場合でも男性トレーナーを選ぶ必要もありません。
「女性のトレーナーは男性の健康に関することを理解できない」なんてことは幻想です。むしろ女性トレーナーの方が男性を相手に結果を出しているジムもあります。つまり相性の良いトレーナーを見つけることが何よりも重要なのです。
3.パーソナルトレーナーを探す方法
ジムで探す
良いジムはパーソナルトレーナーを見つけるのに最適な場所です。
24時間ジムやスポーツジムなどのトレーナーはプライベートジムを持つトレーナーよりも料金は安い傾向にあります。
ジムのトレーナーの一覧を取得し、専門分野に分類しトレーナーを検索しましょう。例えばあるクライアントはウェイトトレーナーを選び、あるクライアントは怪我のリハビリとして理学療法士のトレーナーを選択します。そしてそのトレーナーの経歴を理解するためにプロフィールを見てください。
インターネットで探す
また、お住まいの地域でパーソナルトレーナーを見つけたい場合、タウンワークなどの電話帳よりもインターネットを使用する方が合理的です。(もっともこの記事を読んでいただけてる方は大丈夫ですね!)
多くのパーソナルトレーナーはプロモーション予算が限られている個人事業主であるため、電話帳や新聞などで広告を購入する傾向はありません。
認定資格
さらに認定資格は非常に重要です。結局、マットを持ち運びウェイトを持ち上げることができる人は誰でもトレーナーを名乗ることはできるのです。
ですので、パーソナルトレーナーが権威のある期間(例えばNSCA、NASM、NESTA)などによって認定されていることを確認しましょう。
しかし認定資格を持っているからと言ってトレーニング指導技術が高いわけではありません。
多くのトレーナーは教育に注力しすぎて、実戦経験が乏しくなりがちです。平均的な知識の上、優れてコミュニケーションをとることができるトレーナーがより優秀な傾向にあるでしょう。知識を効果的に伝える能力がない限り優秀なトレーナーになり得ないからです。
口コミ
また、口コミなどをしっかり確認しましょう。
ほとんど場合、口コミがトレーナーが最適がどうかを判断するための最良で正確な方法です。
優秀なパーソナルトレーナーは過去のクライアントの成功実績リストを共有する準備を常にしているのです。「過去に良い結果を出したクライアントに連絡して良いか」と聞かれてどう答えるか確認しましょう。NOというトレーナーはあまり経験がないか、良い実績がないかもしれません。
性格のマッチング
最後にあなたの性格がトレーナーの性格にマッチすることを確認しましょう。
プログラムの途中でトレーナーに嫌悪感、不快感を感じたらほぼ関係は終わりなことは間違いありません。必ず人として相性がよいかを確認しましょう。
トレーナーがあなたの話をよく聞きあなたに真摯に向き合うのか、ロボットのように返事をするだけなのかを見てくださいね。
4.個人契約時に注意すること
サービス料金
NSCA(国際ストレングス&コンディショニング協会)のトレーナーの価格に関する調査では、1時間あたり平均5,000円、1,500円から10,000円の範囲で料金が決定されていることが明らかになっています。価格は地域(地方より都心の方が料金が高い)、実績、需要に左右されています。
トレーナーとどれだけ仲が良くなったとしても、サービスに料金を払っていることは忘れないようにしましょう。
トレーナーがスケジュールにいい加減だったり、セッションを勝手に短縮したり、あなたのお願いに無関心だったりした場合は契約の継続はやめた方がいいでしょう。
ぼったくりハウスクリーニング業者の見掛け倒しの出来栄えに我慢するようなものです。トレーナーのサービスに対しても我慢することはありません。
ポリシーの設定
加えてポリシー(規約)を設定することも重要です。トレーナーとクライアントがビジネスの関係であることを忘れてはいけません。
トレーナーがキャンセルポリシーなどを設定しないということはスケジュールに対する心のゆるさを表し、他の物事に対してもゆるい対応する可能性が高いです。
あなたの契約したいトレーナーが明確なキャンセルポリシーをもち、賠償責任保険を持っていることを確認してください。
利用規約を導入することによって初めてトレーナーとの関係はうまくいきます。
きちんとした契約を行うことで、パーソナルトレーニングにもっと真剣に取り組み、トレーナーがプロであることを忘れず、払っているお金を最大限に活用したいと思うので、プログラムをより効果的に活用できるでしょう。
5.トレーナーは自転車の補助輪
多くの成功しているパーソナルトレーナーは「自分の役割はクライアントの面倒を一生見ることではなく、クライアントを自立させるための補助輪のようなもの」ということを理解しています。彼らは自分自身をクライアントがトレーニング法や正しいダイエットを学ぶための一時的な手段だと考えてます。
つまり「クライアントが自分でダイエットをできるように教育すること」これを自身の哲学として持っています。
ほとんどの人はトレーナーを雇うということを週に3回を一生続けなければならないと思い込んでいますが、優秀なトレーナーは月に一回程度でプログラムの微調整を行い、クライアントを自立へと導こうとするのです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
少し辛口になってしまいましたが、世のありふれたパーソナルトレーナーから本当に良いパーソナルトレーナーを見つけるためにはきちんと手順を踏まえる必要があることをお伝えしました。
毎回ハードなトレーニングをして「体が痛い!効いてる!」と思うことはやめましょう。なぜなら何も学ぶことはないからです。そんなことなら一緒にトレーニングする友達がいれば十分です。
本ブログが良いトレーナーを見つけられるためにお役立ちいただけたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。